ボジョレー・ヌーヴォー 2009

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今年のエイ・エム・ズィーのボジョレー・ヌーヴォーです。現地からの情報によると2009年はあの偉大な2005年に匹敵する作柄になるだろうとの事。品質の高さに惚れ込んで今年から取り扱う事にしましたが、その最初が偉大な年になるなんて何か持ってるとしかいいようがありません。
しかも花柄が主流のヌーヴォーの市場において、一際輝きを放つゴールドラベル。見た目の華やかさと重厚さは贈り物にも最適です。解禁日には販売店様の棚で一気に華ひらき輝いてくれるでしょう。

彼らのワインはとにかく果実味豊かで、エレガント。凝縮度も高く、適度な酸とのバランスがとれたスタイルでどこまでも清らか。普段ワインを飲まれない方や毎日1本はという愛好家の方、ともに楽しめるこれぞ本物のヌーヴォーと自信を持って言えるスタイルです。


Domaine Les Gryphées ドメーヌ・レ・グリフェ
Beaujolais Nouveau 2009 参考上代¥2,889(税込)
Beaujolais Villages Nouveau 2009 参考上代¥3,129(税込)

ドメーヌ・レ・グリフェはボジョレーの南に位置する歴史あるドメーヌです。グリフェという名前の由来は古代第三紀から化石化した牡蠣から来ており、その化石はドメーヌのある丘の白亜質の粘土地帯の中で数多く存在しています。この特殊な土壌はワインに様々な恩恵をもたらせています。現在の当主であるピエール・デュルディリ氏の家系は西暦1800年以前より10世代以上に渡ってこの地でワイン造りに携わっています。ピエール・デュルディリ氏自身、35年を超えるワイン造りの経験を持っており、誰よりもこの地のテロワールを理解していると自負しています。
ドメーヌはボジョレー南部の"Les Pierres Dorées"(Golden Stones地域)の中心に位置し、所有する約10haの畑はこれまで何世代にも渡って珠玉のワインを世に送り出してきました。彼らの畑では様々な野生のハーブが根付いており、それらは侵食などによる土のダメージを軽減してくれたり、害虫などから守ってくれるなど葡萄の樹にとても良い効果を与えてくれます。また有機肥料を葡萄の生育段階において細かく使い分けるなど、より畑での作業を重視しながらも、なるべく人の手が自然に介入しないよう注意深く葡萄の成長を見守っています。当然ながら畑や樹々の負担にならないよう、畑での仕事は収穫はもちろんその他すべて手作業で行っています。彼らは自然との共存をより重視し、古き良き伝統的な農法と最新の知識を携えたエノログを交えた革新的な醸造との融合により、量は少ないながらも質の高いワインを造り続けています。
彼らのスタイルは飲み心地が良く、フルーティで果実味が豊か。ボジョレーに求める要素をすべて備えていると言っても過言ではありません。テロワールの持つ個性を見事に表現したストラクチャーのしっかりとした力強い味わいはこのドメーヌの持つ素晴らしさと本物のボジョレーの味わいを感じることが出来るでしょう。